偏平足の人が鍛えるべき筋肉、鍛え方、教えます
こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinari(スタジオキナリ)のミナミヨシトです。
さて、繰り返しになりますが、昨日の記事でもお知らせしていますが今月も県外出張のため
11/18~21の間はお店をお休みとさせて頂きます
ので、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
で、今回は何かというと、前々回の記事でX脚やら偏平足やらという話を書いたのですが、今回の記事はこちらの記事の続きです。
まだご覧になっていない方はコチラから→「X脚に悩んでいる人!足が痛い人!まずは偏平足かどうかをチェック!!」
偏平足の人が鍛えるべき筋肉、鍛え方、教えます
さらっと足についておさらい
ではでは今回も始めていきましょう!
■まず、大前提として、足部(くるぶしよりも下)には骨が28個、両足で56個と、全身の骨が206個ですので約4分の1ほどの骨が集まっている実は結構複雑な器官であるということ。
■で、それだけ骨があるので、当然この骨たちをつなぐ子たちがいるわけですが、それはそれはそこそこ数多くの筋肉や腱といった組織たちがこれらの骨をつなげてくれているわけです。
■で、さらにこの足底(足の裏)の筋肉たちが、足底に三つのアーチ構造を作ってくれています。
■そのアーチ構造の一つ、「内側縦アーチ(ないそくたてあーち)」、つまり土踏まずが無くなってくると、いわゆる
偏平足
と言われる状態になります。
■最終的に足が崩れてくると、脚も崩れてくると。
はい、めちゃくちゃ駆け足でおさらいしていきましたが、どうですか??これで
ん???
となった方は是非前々回の記事あたりをもう一度読み直してみてください。→X脚に悩んでいる人!足が痛い人!まずは「偏平足」かどうかをチェック!!
あと、こちらの記事も参考までにご紹介しておきます。
→キレイな「脚」は「足」から作るという話~前編~
→キレイな「脚」は「足」から作るという話~後編~
「偏平足」をもうちょっと詳しく解説していきましょう
というわけで、へんぺいそく!へんぺいそく!と言っていても、実は偏平足についてまだ詳しく解説をしていませんので、もうちょっと突っ込んで解説をしていきたいと思います。
足の骨の一つに舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨があります。どれかと言うとコレです↓

いや、どれじゃい!!(02番の骨です)
と思われた方、是非ご自分の舟状骨を是非触診してみてください。
まず、内くるぶしがありますね?そこを指で押さえて下さい。そこから斜め下前方に指をちょっとスライドさせていくと、ボコっとしたところがあるのがお分かりになるでしょうか??
これが舟状骨です。
で、偏平足というのは、この舟状骨が地面側に落ちた状態のことを言います。
ですので、前々回の記事でもご紹介しましたが、この舟状骨が落ちてくると土踏まずにボールペンが入らなくなるわけですね。
あら、簡単。
なんで舟状骨が落ちるの??
さて、ここからがちょっと、いや、だいぶややこしくなるポイントです。頑張ってついてきてください。いや、
面倒であればここはすっ飛ばしても構いません笑
この舟状骨を正しい位置に固定する足底の筋肉は四つあります。
まずはこちらの図をご覧ください。

はい、この四つの筋肉たちが今回の登場人物です。
まず最初の二つ
①長趾屈筋(ちょうしくっきん)
②長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)
の二つの筋肉ですが、よーーーーく見てください。
なんとなく、舟状骨を下から持ち上げているような感じがしませんか?
で、三つ目が
③後脛骨筋(こうけいこつきん)
ですが、この筋肉は直接舟状骨に繋がっているので、そのまま引き上げられ、さらに
④前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
が内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)と一緒に引き上げている、という構造になります。
は!!!!????全然分からん!!!!
大丈夫です。分からなくて当然です。僕も若かりし頃、この足の骨と筋肉の構造を何回も何回もそれはもう毎日朝起きたらとりあえず何も見ずに書く練習をした記憶があります(遠い目)。
それだけ足はややこしいのです。
ですので、
「舟状骨を支える四つの筋肉があるんだなー」
くらいの認識でとりあえずOKです。それ以上知っても良いことはありません笑(最初からそう言えと)
なので、結論としては、
この舟状骨を支える四つの筋肉が弱くなると、舟状骨が支えられなくなり、土踏まずが下に下がって偏平足になるわけです。
偏平足を解消する足裏トレーニングをご紹介
というわけで、ここまでお読みになるとやっと偏平足の理由がお分かりになるかと思います。
ちなみに、偏平足は外反母趾の原因になるのですがコレはまた別の記事でご紹介します。
でもって、じゃあこの偏平足はどうすれば解消できるのかって話ですが、これは意外に簡単に出来るので是非お家でチャレンジしてみてください。
足裏のトレーニングでは実は定番の「タオル」を使ったトレーニングなのですが、やる動作はいたってシンプル。
①握る
②持ち上げる
③離す
この動作を繰り返すだけです。あらやだ、簡単じゃないの!
というわけでもうちょっと詳しく説明しましょう。
①タオルの上に足を乗せ、カカトをつけた状態で五本の指でしっかりとタオルを握る。(5秒キープ)
②その状態から、カカトを付けたまま今度はタオルを床から持ち上げる(5秒キープ)
③タオルを持ち上げた状態から足の指を「パー」の状態にしてタオルを話す(5秒キープ)
④以上①~③の動作を10回×3セット繰り返す
以上です。
ちなみに、最初はタオル一枚だけでも結構大変かと思いますが、慣れてきたらタオルの端っこにペットボトルとか乗っけてやってみるといいかと思います。
さらにちなみに、ビーチバレーの選手などは普段から砂を指で掴む動作が要求されますので、タオルにそこそこの重さのダンベルを乗っけても大丈夫だそうです。
というわけで、是非偏平足に悩んでいる人、また足が痛い!!と悩んでいる人は今回ご紹介したトレーニングをご自宅でやってみてください!!
今回はここまで!!
studio kinari(スタジオキナリ)ミナミヨシト
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