「この筋肉にはこのトレーニング!」という発想はちょっと危険、という話

おはようございます!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。

さて、本日も相も変わらず朝は国際通りスタバから記事の更新をお送りしております。

ここ最近はブログ更新も少し頻度が減ってきた感じがしますが、皆さん既に体感されているように、ゴールデンウィークが終わり、沖縄も暑くなってくるとこれから益々僕の出番というか、平たく言えば忙しくなってくるわけです。

さてさて、僕のスタジオでは短期的(というよりも、そもそも2~3ヵ月というのは超短期の部類だと思う)なダイエットよりももう少し長い目で見たときに「自分で自分の身体を変える」ということをテーマにしたパーソナルトレーニング指導を行っています。

で、そうすると、お客様の段階によってはやることが全然違うわけですが、当然最初のころは筋トレに対して右も左も分からないという方も多いので、まずはベースの知識や動き方を習得してもらい、

慣れてくるとどんどん強度を上げて追い込みに追い込みまくって

そして最終的には「自分で考えながらメニューを組んでもらい、それに対して僕が赤ペンを入れてアドバイスをして、そして実際にトレーニングをやってみる」みたいな実践的というか、トレーナーがいなくても自分でどんどん身体を変えていけるための指導を行っています。

で、本日の話はこの一番最後のところ。「自分でメニューを考えてもらう」という工程に入ると、僕から見ると結構面白く、お客様方も色んな発想というか、考え方をされるのですが、そこで気づいたことを今回はテーマにしていこうと思います。

「この筋肉にはこのトレーニング!」という発想はちょっと危険、という話

トレーニングの種目って、どれくらい知ってる??

さて、ここからが本題ですが、先ほども書いた通り、お客様に「自分でメニューを考えてもらう」みたいなことをやってみると、これまで僕の指示通り忠実にやってきて頂いたお客様ほど、

え!そんなの難しくて出来ない!!

と最初は言いつつ、なんやかんやそれなりに効果的なメニューをご自身で組み立てることが出来ようになるわけですが、そのときにまず気付くことが一つ。

そもそもトレーニングの種目自体をあんまり知らない問題

これは結構、トレーナーとしても盲点だなと思いました。

普通、パーソナルトレーニングというのはトレーナーの指示に従ってお客様がトレーニングをこなしていくもので、お客様も真面目に取り組んで頂いた結果、これまでにやったことのあるトレーニングは確実にものにしてくれているわけですが、

教えたトレーニング種目以外の種目は全然分からない

という事態が発生します。

いや、これはこれで当たり前のことなのですが、お客様が自分でメニューを組まれるときに悩まれるのはこういうところだったりするわけです。

ですので、ちょっとした本屋並みに体に関する本がある僕のスタジオではお客様自身にトレーニング本を見てもらって、その中から自分にとってよさげなトレーニングをチョイスしてもらったりするわけです。

例えばこんな感じ↓

この工程を実際にお客様の頭で考えてやってもらうということは非常に大事だなと常日頃感じるのですが、そもそも

「ここの筋肉に効かせたかったら、このトレーニング」

みたいな発想はちょっと危険です。

筋肉を育てるためには色んな種類の刺激が必要

多くの人は出来るだけ少ない労力で、出来るだけ早く筋肉が成長することを望まれることかと思います。

でもですね、それというのは筋肉にとっては決して望ましい反応ではない、ということは是非知っておいて欲しいのです。

もし、一つのメカニズムで身体が簡単に変化してしまうとしたら、それは危険なシステムで、ちょっとした環境の変化とか生活の変化とかで際限なく筋肉が成長したらヤバいじゃないですか。

僕が普段からお客様に言っていることの一つに、人間は「環境適応」の動物ということがあります。

例えば、毎日たくさんの食事を摂っていればそれなりの身体が出来上がるし、毎日走っていればそれに対応した身体が出来ていくし、引っ越しの仕事を日々頑張っていれば腕だけが以上に発達したりするわけで、人間の体というのは「適応」するわけです。

なので、極端に言ってしまえば、筋肉を強くしなければ生命の危機に瀕すると判断されたときであるとか、様々な刺激が加えられた結果筋肉を成長させる必要があると総合的に判断された場合に、しかるべき適応が起きるわけです。

そういう意味で、ただなんとなくそれなりに「キツイっぽい」トレーニングをこなしているだけでは、皆さんが期待されているような成長は起こりづらく、だからこそいわゆる「追い込む」みたいなことが必要になるわけですね。

ちなみに、筋肉を成長させるために必要なことについては、東京大学教授であり「筋肉博士」である石井直方先生の言葉を借りさせて頂くと、

「私にも正解はよくわかりません。これさえ満たせばよいという唯一無二の刺激はなく、多くの要素を全て無理なく満たすような刺激を加えるのが効果的、という曖昧な答えしか出ていないのが現状なんです」

と仰っているように、要するに

「大臀筋を鍛えるためにはヒップスラスト!」

「大胸筋にはベンチプレス!!」

「広背筋にはラットプルダウン!!!」

みたいな発想はちょっとよろしくない、ということです。(こういう風に思っている人、結構いるんじゃないでしょうか?)

ちなみに、あまり自分自身の身体をガチガチムキムキにすることには興味の無い僕ですが、自分のトレーニングをするときには、例えば胸周りを鍛えようとしたときには大胸筋をターゲットにしたトレーニングを3~4種目くらいやって出来る限り追い込むようにしています。

伸び悩んだら「本屋さんに行ってみる」のススメ

パーソナルトレーニングというのはどうしても限られた時間で伝えられる限りのことをお伝えすることしかできないので、全てのトレーニング種目を教えることはできません。

実際そういうところに僕自身「お客様が自分自身でトレーニング出来る」ということへの限界を感じていたりもするのですが、とはいえ、実はこういうのは本屋さんに行って一冊本を買うことで解決したりします。

いわゆる「トレーニングの仕方」を解説している本というのは世の中にごまんとあるわけで、そういうのを見ると

「こんなのやったことねーよ!笑」

「こんなマシーンどこのジムに置いてあるんだよ!!笑」

とお客様と笑ってしまうようなトレーニングも載ってたりするのですが、でも、あくまでそういうのも一つの選択肢であって、確かに機能解剖的にはここの筋肉が鍛えられないこともないのかと謎の納得感もあったりします。(本当に効くかどうかは別として)

ですので、「〇〇筋にはこのトレーニング!」と自分の中で決め切ってしまうのではなく、一つのターゲット(筋肉)に対して複数の選択肢を持つことが大事なわけです。

生物の特性には「馴化(じゅんか)」というものがあって、一定の刺激しか与えていないとその刺激に身体が慣れてきてしまい、あまり反応しなくなってきます。いわゆる「伸び悩み」みたいなのもこの時期に起こったりします。

ですので、「最近あまりトレーニングの効果が感じられないなぁ」と思ったときには、本屋さんに足を運んでパラパラ本をめくってみるのは結構効果的です。

とはいえ、そのトレーニングを効かせられるかどうかというのはまた別問題で、やはり機能解剖的な視点がどうしても必要になってくるので、そこはまた別に学習する必要になってきますが、少なくとも僕のところに来ているお客様なら大丈夫だと思います。

「あぁ、このトレーニングだと股関節の外旋が入りそうになるからもうちょっと意識した方がいいね」

なんて会話が一般の主婦のお客様から出てくるのも僕のスタジオの特徴だったりします。

つらつら書いていたらそこそこの文章量になってしまったので、本日はここまで!!

ではでは

studio kinari ミナミ

ミナミヨシトが運営するstudio kinari(スタジオキナリ)に一度体験にいらっしゃいませんか?

もしあなたが「パーソナルトレーニングなんて自分には関係ないし・・」と思われていたら、それは違います。
私が運営するstudio kinariでは、

「お客様がなぜ理想の体にならないのか?」

「なぜ自分の体が今の状態なのか」

「自分にとって必要なトレーニングはなにか」

という、理想の体にするために必要なことを、プロのトレーナーとしてお一人お一人のお体をカウンセリングしてお伝えしてきます。そして最終的にお客様がご自身で自分の体をコントロールできる状態にすることが私の仕事です。

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