【微マニアック&誰得】内転筋群で一番覚えなくていい筋肉「小内転筋」

こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。

お気づきになられた方がいるかどうかはわかりませんが、前回の記事の一番最後に

「次回の更新は9/8に!」

と、既に次の更新予告をしていました。ええ、もう本当どうでもいい情報で恐縮なのですが、こうでもしないと自分自身が中々更新しないものですから・・・(でも約束は守る男

で、今回最初に伝えておきたいのですが、ちょっと前の記事で(腸腰筋紹介の記事

「あんまりマニアックな筋肉ばっかり紹介しても誰の特にもならないので一般的に受けの良い記事をこれから発信していこうと・・・」

というような趣旨の記事を書いたところ、わざわざお客様から

前の方が面白かった

といったお言葉を頂きまして↓

なるほど。僕のところに来るような割と好奇心旺盛(割と変態な)お客様は普通の記事では物足りないのだな、と。

というわけで、また今回から中々僕じゃないと書けない記事の更新をしていこうと思います。そんなこんなで、本日ご紹介するのは、内ももの筋肉群である内転筋群の中で、最も知る必要のない筋肉「小内転筋」でございます。

【微マニアック&誰得】内転筋群で一番覚えなくていい筋肉「小内転筋」

一見、重要そうな名前の筋肉だけど・・・

というわけで本日も参りましょう!僕のスタジオにいらっしゃる方の中でも比較的既にご存知だったという方も多い筋肉が、いわゆる内ももの筋肉で「内転筋群」でございます。

これ、よく誤解されている方がいらっしゃるんですけど、「内転筋」っていう筋肉はなくて、あくまで内転筋「群」なんですね。つまり、いくつかの筋肉が集まって総称で呼ばれているというパターンの筋肉です。

こういった筋肉は他にもあって、例えばメジャーなところでいくとハムストリングなんかはそうですね。ハムストリングは「半腱様筋(はんけんようきん)」「半膜様筋(はんまくようきん)」「大腿二頭筋(だいたいにとうきん)」をまとめてハムストリングと呼んでいます。

じゃあ、内転筋群はどんな筋肉たちの総称かと言うと、「恥骨筋(ちこつきん)」「薄筋(はくきん)」「長内転筋(ちょうないてんきん)」「短内転筋(たんないてんきん)」「大内転筋(だいないてんきん)」「小内転筋(しょうないてんきん)」の合計6つの筋肉を指します。

でもですね、僕がスタジオでお客様に説明するときには

内転筋群は全部で5つ

と言っちゃってます。これにはちゃんと理由があって、今回紹介する小内転筋という筋肉は、大内転筋が分かれて出来た筋肉で、場所的には大内転筋の上部にあります。でも、実際に解剖で見てみるとこれらの筋肉の判別が非常に難しい(というかできない)人が存在しています。

なので、解剖書とかテキストによってはそもそも紹介すらされていないこともある筋肉です。そのため、普通は「大内転筋」と「小内転筋」の区別を厳密に付けることはなくて、大内転筋=(大内転筋+小内転筋)と考えるのが普通です。だから、「内転筋群は5つ」と言っちゃってるわけです。で、もっと言えば、

じゃあなんでそんな筋肉の紹介をわざわざ記事にしているのかと

いやもうそこは突っ込まないでください。こういう人だと思ってください。(意味不明)

小内転筋を制するとはどういうことか

まぁ、ここまでちゃんと読んでくれた方の中には既に察している方もいるかもしれませんが、先ほど大内転筋=(大内転筋+小内転筋)と書いたように、小内転筋を知るということはほぼ大内転筋のことを知ることと同義だったりするわけです。

ただですね、「じゃあ最初から大内転筋の説明をせえ!」と言っていいのはあくまでお客様だけで、トレーナーはプロなわけですから知っておく必要があるわけです。いいですか、もし今この記事をご覧になっている方の中でどこぞのパーソナルトレーニングに通われている方がいたら、是非今体を見てもらってるトレーナーさんに質問をしてみてください。

「小内転筋ってどんな筋肉ですか?」と。

これ、答えられないとするじゃないですか。はっきり言いますが、

多分その方(トレーナー)、内もものことよく分かっていませんよ。

いや、これ大げさじゃなくて、繰り返しになりますが「小内転筋は大内転筋の一部」じゃないですか。じゃあ大内転筋のどの一部かって言うと、これの一番色の濃い筋肉が小内転筋で、色の薄いものも含めて大内転筋です↓

分かりづらい図で申し訳ないんですけど、よく見ると「大内転筋」が三つに分かれて表記しているのがお分かりになるでしょうか。そうなんです、

大内転筋っていうのは三つの構造に分かれる筋肉

なんですね。ちなみに大内転筋っていう筋肉は内転筋群の中でも最大(一番大きい)の筋肉です。その中の一番上部にあるのが小内転筋です。つまりですね、

小内転筋について知識が無い

=(つまり)大内転筋のこともよく分かってない

=(だから)内転筋群のことを分かってるかかなり怪しい

え、内転筋の中で一番大きい筋肉なのに知らないの?

というようなロジックが成り立つわけです。(ちょっと乱暴

まぁ、小内転筋以前に内転筋群の筋肉が何かが分からないトレーナーも実際には多いというのが業界の実情ですが・・・(ぼそ)

小内転筋ってどんな筋肉なの??(一応)

で、ここまで書くともはや小内転筋の説明ではなく大内転筋の説明をした方が建設的というか、見てくださっている皆さまにとっては有益な記事になると考えるのが普通ですが、このまま続行します。

解剖学的な説明は以下の通りで、

起始(筋肉の始まり):坐骨下肢及び恥骨下肢に付着

停止(筋肉の終わり):大腿骨粗線の内側唇の上端及び殿筋粗線の傍らに付着

要は、これ↓

ああ、股関節の付け根ね

という理解でOK。全く問題ありません。

で、どういう機能(役割)をするのかというと、

① 股関節の内転(脚を内側に閉じる動き)
② 股関節の屈曲(脚を股関節から曲げる動き)

というのが主なところになります。ですから、どうやって鍛えるのかというと、一番簡単なのはこれです↓ヒップアダクションマシーン!!

もう見たまんまですよ。股関節の内転と屈曲。これさえやっておけばOKですが、家でやるとしたら、体育座りをして膝の間にボールとかタオルを挟んで思い切り閉じるみたいな動き。これも股関節の内転と屈曲。あら簡単。簡単なので是非やってみてください。

余談:内転筋が弱くなるとO脚やX脚の原因になりうる

で、意外とここまででそこそこの長文になってしまったのでこれで最後のトピックにしようと思うんですが、内転筋群が弱くなるとO脚とかX脚の原因になります。

簡単に概念を説明するとすると、人体というのは基本的に「外と内」「表側と裏側」のように対になっている筋肉でバランスを取ります。分かりやすい例で言えば

腹筋と背筋

みたいな話で、内転筋と対をなすのは中殿筋や小殿筋、大腿筋膜張筋のような脚の外側にあるような筋肉になるわけです。つまり、股関節の内転の作用を持つ筋肉(内転筋)と、股関節の外転の作用を持つ筋肉(中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋)で対になるということ。

こういった対になる筋肉が協調して働くことで、股関節を中間位(内外転0度)に保つから脚がまっすぐになるわけです。逆に言えば、このバランスが崩れるとO脚やX脚の原因になるということ。(ただし、O脚やX脚の原因はこれだけではありませんが)

なので、筋肉を鍛えるときは必ず「狙った筋肉と、その逆側の筋肉も鍛える」というのがセオリーです。これは是非覚えておきましょう。

さて、本当にこんな記事で大丈夫なのだろうか・・・と不安になりながら今回は終わろうと思います。

次回は9/11の更新を予定しておりますので、是非ご覧くださいませ。

ではでは。

studio kinari ミナミ

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