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公開日:2017年9月7日

こんにちは!ミナミです。

当スタジオのお客様はほぼ女性ということもあり、これまでにプロテインを飲んだことがないということも多くいらっしゃいます。皆さんが変に怖がるほどプロテインは悪いやつではないので、特にトレーニング直後は飲んだ方が欲しいものです。

今回の記事は、プロテインが良いか悪いかという話ではなく、「プロテインを飲むとお腹が痛くなるから飲みたくない!」という方向けに、なぜプロテインを飲むとお腹が痛くなるのか?をご紹介したいと思います。

お腹を壊す原因は「乳糖」

日本人の多くが抱える「乳糖不耐症」とは

結論から先に申し上げると、プロテインを飲んでお腹を壊してしまう人の原因のほとんどは「乳糖不耐症」によるものです。
乳糖不耐症とは、一般的には「消化器系統で乳糖の消化酵素が減少して生じる不耐に関する諸症状のこと」と説明されます。若干聞きなれない言葉もあるかと思いますので、一つずつ説明をしていきます。ちょっと難しい言葉を使いましたが、ちゃんとご説明しますね!

「乳糖」とは

まずキーワードとなるのは「乳糖」という単語です。乳糖とは、食べ物に含まれる糖類の一種で、その言葉通り、牛乳を始めとする多くの乳製品に含まれている糖類のことです。

量の程度は人によりますが、牛乳を飲んでお腹が痛くなったという経験を持つ人は少なくないかと思います。その原因は乳糖にあります。この乳糖が体の中に入ってきたときにその消化を手助けする「ラクターゼ」という消化酵素によって分解、そして吸収されます。

問題の「乳糖不耐症」とは

例えば、牛乳以外にもチーズやバター、ヨーグルト、乳酸菌飲料などの食品を食べたときにお腹が痛くなる、という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。もし、これらの食品を食べてお腹が痛くなる場合、乳糖不耐症の可能性が高いです。

「え!私病気なの??」とご心配された方、大丈夫です。日本人の乳糖不耐症を持っている人の割合については「5人に一人」と言っている研究機関もあれば、「80%以上」と発表していたりと諸説ありますが、私たちが哺乳類として乳糖不耐症であることは「普通」のことなのです。

先ほど、乳糖の説明をした際に「乳糖が体内に入ってきたときにラクターゼという消化酵素が分解し、吸収する」という話をしましたが、この体内の機能は実は大人である皆さんよりも、乳児期の方が活性化され、大人になるにつれて機能は低下していきます。

では、どのプロテインを選ぶべきなのか?

乳糖不耐症の人が乳糖によってお腹を壊してしまうことが分かれば、まずは単純に乳糖を摂らなければ良いという話なのです。

まず、プロテインは大きく分けて三種類あります。原材料によって種類が違うのですが、その三つとは、牛乳を原料とするホエイプロテインとカゼインプロテイン、大豆を原料とするソイプロテインです。

はい、ここでなんとなくお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、乳糖不耐症の人にとって問題のプロテインは三つのうち牛乳を原料とするホエイプロテインとカゼインプロテインの二つのプロテインになります。
この二つのプロテインの大きな違いはホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対して、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく体への吸収速度がゆるやかであることです。
もしかしたらカゼインプロテインという言葉自体を聞いたことが無い人もいるかと思いますが、筋トレをしている人にとってはトレーニング直後の傷ついた筋肉に素早く栄養を補給するためにホエイプロテインを摂取している人がほとんどだと思いますし、実際店頭やネットでプロテインを購入しようとしたときに主に販売されているのはホエイプロテインになります。

このホエイプロテインの中にも分類があり、その違いは製法によるものです。乳糖不耐症の方が乳糖を摂取せずにプロテインを飲む場合、この製法の違いに着目して頂きたいのです。

・WPC製法
Whey Protein Concentrateの略です。日本語ではよく「濃縮乳清たんぱく質」と訳されますが、既にこの段階で乳糖不耐症の人にとっては危ない香りがしますね。その名の通り、この製法では乳糖が残りやすいのです。ですので、プロテインでお腹を壊してしまう人にとっては「WPH製法」で作られたプロテインは避けなければなりません。

・WPI製法
Whey Protein Isolateの略です。「分離乳清たんぱく質」といいます。この製法ではたんぱく質以外の成分はほぼ除去されます。そのため、乳糖の含有量も非常に少なくなるため、乳糖不耐症の人にとっては最も適したホエイプロテインだといえます。

ここまでくると、乳糖不耐症の方が選ぶべきプロテインがどれかは明白ですね。ほとんどのホエイプロテインの場合、以上の二つの製法がほとんどで他にもCFM製法やWPH製法などがありますが、乳糖不耐症の方は是非WPI製法で作られたプロテインを選びましょう。

プロテインでお腹を壊す原因、お分かり頂けたでしょうか。プロテインを飲んでお腹を壊す人がどんなプロテインを選ぶべきかはお分かり頂けたかと思いますが、そもそもキンキンに冷やして飲んだり、一気飲みしたり、飲み過ぎたりした場合もお腹を壊す原因となります。もっとも、これらはプロテインに限ったことではありませんが、もしそのような飲み方をされている方がいらっしゃったらご注意下さい。

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この記事の著者

YOSHITO MINAMI
YOSHITO MINAMI
東京生まれ東京育ち。でも沖縄県那覇市松山にてstudio kinariというパーソナルトレーニングスタジオの代表をしています。「沖縄の人はもっとキレイになれる!かっこよくなれる!」と常に思いながら、カラダから人生を変えるお手伝いをしています。
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